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今日はカフェイン中毒と依存症についてです。
中毒と依存症は同じように見えて、実は別物です。
中毒とはその成分に対して、急性の中毒を表すもので、
常習していてやめられないものを慢性中毒(現:依存症)と言う扱いです。
昔で言うアル中、と言う表現は、現在ではアルコール依存症と表記します。
両者の違いを簡単にご説明したのですが、
今日は両者のお話をしたいと思っています。
カフェイン中毒〔急性中毒〕
以下は日本救急医学会の「致死的大量服用から救命し得た急性カフェイン中毒の2例」を参照して記載しています。
カフェインはコーヒーだけではなく、様々な薬剤にも用いられている。
その為、過剰摂取が簡単にできるだけでなく、無意識にカフェインを大量摂取する危険性もある。
症例1
市販漢方薬を大量に服用し、心室細動から心静止状態となり救急搬送された。
感冒薬成分中の致死量のカフェインが心肺停止の原因と考えられた。
症例2
自殺企図にて市販無水カフェイン(カフェイン量24g)を内服、吐き気と不快感で自ら救急にかかり付ける。
早期の胃洗浄、活性炭と下剤の使用、呼吸循環管理より救命できた。
症例2の方は助かっていますが、症例1の方は残念ながら...のようです。
笑えませんよね。
急性中毒に対して解毒剤や拮抗剤、血清など、そくざにできる対処法がないため、早期の発見ではない場合、多分...死に至るケースの方が高いかと思います。
くれぐれも短時間でカフェインを高濃度に摂取しないよう気をつけてください。
カフェインの致死量
5g~10g
コーヒー缶のカフェイン用量が約60mgらしいので、
単純計算でコーヒー缶80本くらい飲まないといけない計算?
よっぽどの事が無い限り致死量にまで達することはないと思いますが、
個人差はあるので、気をつけましょう。
カフェイン依存症について
こちらは昔で言うアル中のような状態。
他の薬物のような「強い精神依存」、「肉体的な依存」、「耐性の形成」が起きない。
大量に摂取し続けると、禁断症状が起こる。
短期間ではあるが、頭痛や抑うつ状態が表れる。
精神依存、肉体依存、耐性ができないということは、常用しても問題は無いと言う事になります。
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